動悸、不整脈、心房細動の鍼灸治療｜大田区田園調布の鍼灸院

70代後半、男性、1年10カ月前から週1回通院

1年10カ月前に、不整脈（心房細動）があり階段の昇り降りなどで動悸がして息苦しいとご来院なさいました。

脈診したところ、かなり程度の強い不整脈があり、触診すると、左の肩首、特に肩甲間部に強い反応がありました。
おそらく、この左肩首の反応を中心に治療していけば、割合と良くなるのではないかと思いました。

患者さんには、心房細動や不整脈自体を治すのはかなり難しいと思いますが、不整脈の程度も軽くなり、階段の昇り降りなど、日常生活で感じる動悸や息苦しさも軽くなるとは思いますと、伝えました。

週1回以上で最低でも半年以上、出来れば1年以上治療して効果を判断して下さいと伝えて、週1回の鍼灸治療を開始しました。

半年後には、どこがどうとは言えないが、なんとなく体調が良いです、とおっしゃるようになり、1年後には、左肩首の反応も大分軽くなり、脈も大分落ち着いてきました。

半年前頃からは、階段の昇り降りなどでたまに息苦しさは感じるものの、日常生活で動悸や息苦しさを感じる事も大分減り、自信もついてきたようでした。

そして先日、心電図と血液検査の結果、心房細動はあるものの、不整脈も大分良くなり、血液検査の各種の数値も大分良くなっていると、お医者さんに言われたと治療中に報告がありました。

半年以上前から、私も患者さんも効果を実感していたとはいえ、やはり、お医者さんからのお墨付きを頂くと、お互いに嬉しいものですね。