ぎっくり腰には鍼灸がとても効果的です。
もしも、ぎっくり腰になってしまったら、適切な対応がとても重要です。
特に、なり始めの2〜3日の対応次第で、治療期間に違いが出てしまいます。
そこで、もしもぎっくり腰になってしまった時の、適切な対応について大田区田園調布の当鍼灸院が説明します。
安静といっても、寝ているという意味ではありません。起き上がるだけで痛いような時は仕方ありませんが、出来る範囲であれば、通常通りの生活をしていただいて構いません。しかし、痛みの出る動きを極力控えて、静かに過ごして、身体の疲れをとって下さい。
早く良くなるようにと、自己流で治療をしないで下さい。ご自分で揉んだり、温めたり、伸ばしたりしないで下さい。その直後は痛みが軽減するかもしれませんが、あくまでも一時的で、後で悪化する事がほとんどです。
動かずに、じっとしていても痛む場合は、痛い場所を冷やして下さい。この場合は、冷感湿布よりも、冷たい氷などを使い、実際に冷やした方が効果的です。(冷感湿布はヒヤッとするだけ、つまり、冷たく感じるだけで、実際には熱の移動は無く、冷やしてはいません。あくまでも、鎮痛成分が皮膚より吸収されるだけです。)
安静が一番大切ですが、どうしても仕事を休めないとか、外せない用事があるような場合は、コルセットやさらしを巻いて、腰部を固定し、動いても極力痛みが出ないようにして下さい。なお、コルセット等は長くても1〜2週間以上は使用しないようにして下さい。固定する事で、血流が阻害されて治りが悪くなったり、筋肉の代わりをしてしまう事で、筋力低下などの悪影響が出てしまう事があります。
以上の事に注意した上で、早めに鍼灸治療を受けて下さい。急性のものは、早ければ早いほど効果的です。
ぎっくり腰の根本の原因は、ほとんどが疲労(過労)です。特に、腰に疲労を貯めないようにすれば、かなり高い確率でぎっくり腰を予防出来ます。疲れを貯め過ぎないように、自己管理をしっかりとして、万が一ぎっくり腰になってしまったら、ゆっくりと身体を休めて、大田区田園調布の当鍼灸院にて鍼灸治療を受けて、早く治すようにして下さい。